2001/01/01 新世紀の幕開け(らしい)

 21世紀の幕開けらしい。が,忙しすぎて実感できない……。21世紀は明るい世紀でありますように。

 2001/01/09 堪忍袋の緒が切れる。

 あまりにもソウル大学からの返事が遅い。さすがに温厚な僕も落ち着かなくなってきたので,ソウル大学の国際交流センターに電子メールで問い合わせる。本当に相手は「国際交流するつもり」なのだろうか? それとも「国際交流されたい」のだろうか? と皮肉なことも言ってみる(実際にメールに書いたわけではないです)。

 2001/01/11 スリープから復帰するも……

 とメールを出して返事がこないうちに,AIKOMから電話。「ソウル大学から許可証が届いたみたいだから取りに来て」とのこと。さっそく大学に赴いた。
 届いた書類は,

・ 英語のミスがあまりにも多すぎる「頭書」
・ 読めないほどコピーの薄い「外国人・在外国民登録日程案内」
・ おっ,ちゃんとしてるじゃん「入学許可証」
・ なにも説明のない「受講申請書」

 日程案内によれば,新入生オリエンテーションが2001/02/14にあるとのこと。しかし先人によれば,いきなり猛スピードの韓国語でまくしたてられるだけらしいので速攻参加しないことに決定。
 さらに驚くのが入寮申請の期限である。「2001/02/08から2001/01/12までに」だと? 明日が期限ぢゃないか! といいながらも国際交流センターのホームページにいってみると「提出期限は2001/01/19」との記述。そっちがいい加減だったら,こっちもいい加減でいいや,と腹を決めて急いで入寮許可を出すのはやめる。どうでもいいけど,ダウンロード書類をワード形式にするのはやめてくれないかなぁ。僕のマックじゃあ,重すぎてワード動かないんですけど(笑)。
 また,どうも31日までに受講科目を決めて「受講申請書」を提出しなければならないらしいが,どんな科目が開講されるかまったく分からないし,知る術も知らない。スリープから復帰しながらも,いきなりシステムエラーかまされた気分である。

 2001/01/12 さすが情報先進国!

 実は時間割はウェブ上で見ることができるということを,もう1人から知る。彼もソウル大学から東大に来ているAIKOM生から知ったらしい。しかし,あまりにも科目数が多すぎてちょっとやちょっとじゃ見切れない……。

 2001/01/15 「身元保証書」って?

 もうひとりのソウル大学留学予定者に訊いたところ,ビザ申請には「身元保証書」が必要らしい。韓国国内に在住する定職を持っている韓国人に頼んで,公証役場に行ってもらい「身元保証書」を送ってもらわねばならないのだ。下手をすると数週間発行と郵送にかかるかも知れないことを考えると,そろそろお願いしておかないとビザ申請が出発に間に合わなくなる危険がある。そこで,昨年末にシンポジウムでご一緒させていただいたハ(河)先生にお願いすることにした。ハ先生とはシンポジウムで会ったのが最初なのだが,僕のようにあやしげな日本人の保証人を快く引き受けてくださった。感謝である。ハ先生は名古屋大学に10年ほど勤務していたことがあるそうで,日本語にとても堪能。留学中にお礼を言いに,一度先生の元(プサン・釜山)を訪れたいものである。

 2001/01/16 鷺沼とお別れの準備。

 僕の場合,一人暮らしをしているので,様々な契約を解除しなければならない。家の賃貸契約や電気・ガス・水道などなど,数えてみると20近くの契約を解除しなければならないことになる。今日,手始めに部屋の賃貸契約の解除をする。契約解除日は来月の16日。鷺沼もあと1か月と思うと,なかなか感慨深いものだ。契約の解除自体は,契約書と印鑑(認印でオッケー)を持っていけば数分で終わる。あとは期限までに引越とカギの返却をすれば済む。

 2001/01/18 はて,ビザってどうやって取るんだ?

 ビザが必要な旅行をしたことがないので,ビザ取得の方法が分からない。もう1人の留学予定者に訊いても,AIKOMに訊いてもよく分からないとのこと。
 そこで,韓国大使館のホームページで確認してみる。すると,必要書類は以下のとおりらしい。

・ 入学または在学を証明する書類
・ 銀行残高証明書
・ 身元保証書
・ 旅券
・ カラー写真1枚

 しかし,身元保証書や残高証明書に関してよく分からないので,韓国大使館に電話する。韓国語で対応されるが負けずに日本語で「ビザについて質問があるんですが」と聞くと,「係に回しますから,ちょっとお待ちください」に続いて「ぶちっ」との音。電話を切られてしまったらしい。
 負けずに2回目の電話。今度は,「ビザについて質問があるんですが」と言い終わらないうちに「係に回しますから,ちょっとお待ちください」の声。いきなりテープ音声に切り替えられてしまった。これぢゃぁ,質問ができないぢゃないか! しかも,テープ音声の内容はホームページ上のものとは違っていたのでさらに混乱。
 こんなことでくじけない。今度はいきなりテープに切り替えられないようにファクスで質問を送信。どうせ返事なんてこないだろうと思っていたが,その日の午後,大学にいた僕のPHSが鳴った。それによると,制度が最近変わり,必要書類は,

・ 入学または在学を証明する書類
・ 旅券
・ カラー写真1枚

 だけでいいとのこと。「なんだよ,身元保証書いらないんじゃん!」と怒りながらもやっとまともな対応をされたことに満足。その旨をもう1人の留学予定者に告げる。
 さらに忘れていたのが申請場所。僕の場合神奈川県在住なので,麻布の大使館(本当は大使館ではないらしいが)ではなく,横浜・山手町の駐横浜韓国総領事館であることを知った。あそこ,結構不便なんだよね。港の見える丘公園の近く,って言ったらわかるかな? 最寄りの桜木町駅からバスで20分。

 2001/01/23 授業終了後,いそいで横浜に。しかし……。

 窓口が空いている時間が16:00までらしいので,3時間目終了後に急いで横浜へ向かう。しかし,その途中で,たった今申請を済ませたもう1人から電話が……。「預金残高証明書もいるよ」。
 申請ができないことが明らかになり,引き返す。そのまま帰宅。

 2001/01/24 こんどこそは。

 今度は朝,総領事に電話で確認。すると,申請受付時間が11:30までであることを知る。まだ預金残高証明書は届いていないが,受け取り時に何とかなるらしい(これももう1人から確認)。
 しかし,実際申請してみると,預金残高証明書など必要ないとのこと。さすが韓国! 場所によって,ビザ申請に必要な書類が異なるとは! さすがにオドロいた。帰りに中華街でラーメンを食べて,大学へ。

 2001/01/28 引越見積もりにぞくぞくと。

 今日は5社に引越の見積もりに来てもらう(相見積もりってやつね)。何も言わないのに,全社見積もりに来る時間が違う(1時間ずつずれている)のは怪しいなぁ,と思いながらある業者の手許の書類を覗いて見ると……どこに相見積もりをとっているのか全部書いてあるんだよね。談合? 協定? それとも情報の漏洩?

 それでは各社の見積もりの感触を紹介しよう。小物の荷造りや掃除,開梱は全部自分で済ませ,搬出と運搬,搬入だけを業者にしてもらう場合の料金である。引越予定日は2月10日(土曜日)ということで見積もってもらった。

 MOVING(マルイ系)……セールスマンの態度はなかなか誠実で好感が持てる。インターネット経由で見積もりを申し込んだので,記念品と称して「ツボ押し機」をもらった。見積もりは2トン車1台・作業員2名で84,240円。
 サカイ引越センター……セールスマンがなれなれしい上にアホそうで好感度×。見積もりは150,000円。トラックをすべて自社便でまかなっているので,どうしても高くつく。運搬が丁寧だとはいえ,そんなに大事な家具などはないので,僕はキャンセル。お米キャンペーン中だったらしく,お米を1キロもらった。後にキャンセルのために営業センターに電話を入れたときも「ハイ,ただいまお米キャンペーン中のサカイ引越センターです」と対応される。いつからお米屋さんになったのだろうか。セールスのしつこさナンバー1。
 ヤマト運輸……一番しっかりしている。その反面,値引きなどは全く期待できない。121,400円。
 アート引越センター……営業マンの態度は少々なれなれしいが,嫌悪感を抱くほどではない。安く済ますため,午後引越(午後3時以降に引越を開始する)で見積もり。最初の見積もりは96,968円。最後の業者だったので,「即決だったらいくらになる?」と尋ね,それがMOVINGの84,240円を下回っていたら契約するという「ゲーム」に出た。すると,80,000円。約束通り契約した。段ボールも20枚サービスということで。

 その後数時間経って,西武運輸がひょっこり尋ねてきたが,門前払いを食らわせた。確かに見積もり依頼をしたが,時間などの連絡を何もしないまま突然来られてもこっちは困る。

 2001/01/29 受講申請締め切り。

 無事ビザを取得。料金は無料であった。

 2001/01/31 受講申請締め切り。

 受講申請が今日締め切られるため,授業を途中で抜け,AIKOM室で時間割の最終確認。家で調べていたのでは,通信速度が遅すぎていらいらするばかりである。
 午前中は語学学校(語学堂)に行こうと思ったのだが,ホームページによるとすでに締め切りは過ぎている。ただ,先人の言葉によれば,絶対空きがあるからソウル入りしてから申し込めば大丈夫だとのこと。交換留学生の特権としてクラス分けテストは不要で,好きなグレードに入学できるそうだ。ただ,学費が別に1学期100,000ウォンかかるのはチト痛い。受講予定科目は以下の通りである。果たして理解可能なのだろうか?

 001.024 韓国語(月・水13:00〜14:15)
 004.050 南北分断と韓国戦争(金13:00〜14:50)
 205.221 情報社会学(木16:00〜18:50)
 211.220 ニューメディア論(火・木13:00〜14:15)
 212.331 情報通信経済学(水16:00〜18:50)

 ソウル大学では統一的な「昼休み」がないため,どっかで自主的に昼食を取らねばならない。語学堂が9:00〜13:00なので,おそらく昼食を摂るのが驚異的に遅くなりそうだ。食事はまだ食堂に残っているのかな? まぁ,いくつかは履修取消願を出すことになるだろう。