テジョン(大田)旅行記 ・ プサン(釜山)旅行記

 2003/08/23 研究旅行+友人との再会

 大学院に入学して研究活動にも本腰を入れなければならないだろう,ということで,国立中央図書館・国会図書館・ソウル大図書館で資料を蒐集し,さらに大きな書店で本を購入し,さらに韓国にいらっしゃる教授(韓国人)からご助言もいただこうという,中身満載な旅行を計画した。きっと帰国する頃にはふらふらになってるんだろうな……と予想をしながらも(苦笑)。

 インチョン(仁川)空港に到着するやいなや,さっそく荷物だけを友人の家に託して市内へ飛び出す。プリペイド式の携帯電話を購入し,大型書店で本を物色。土曜日だったので書店がやや混んでいて,これだけは計算外だった。

 2003/08/24 日曜日なので……

 日曜日なので大学に行っても先生はいない。そこで親友のサンウと会い,ソウル大学に留学中の日本人,ヤスコとCOEXの映画館で映画を鑑賞。何を見たかは覚えていないのだが……。とにかく,ちょっとゆっくりと過ごした一日。

 インチョン(仁川)空港に到着するやいなや,さっそく荷物だけを友人の家に託して市内へ飛び出す。プリペイド式の携帯電話を購入し,大型書店で本を物色。土曜日だったので書店がやや混んでいて,これだけは計算外だった。


 

 2003/08/25 書店と電気街。

 今日も市内の大型書店で本をゆっくりと物色。その後,ヨンサンで必要なコンピュータ関連グッズを購入。昼食と夕食は友人や東大から留学中の後輩と。夜は,ソウル大社会学科留学時代の友人が軍隊に行くというので,その送別会に参加して軽く飲んだ。実は,留学中は社会学科の雰囲気に馴染めず,親しい友人はあまりいない(顔を見れば誰だか分かる)のだが,こういう時にちゃんと呼んでくれるのが韓国人の情の深さだろうか。軍隊に入隊する友人の心の内は,徴兵制度のない日本で生まれた僕には計りきれない。


ソウル大学の正門(左)。
そういえばこういうアングルの写真を撮ったのは今回が初めてだ。


ソウル大近くの学生街の飲み屋にて(クリックすると
拡大します)。

 2002/08/26-27 図書館巡り+ソウル大の先生と面談+友人と食事。

 やはり研究旅行ということで,26日は国立中央図書館と国会図書館で資料の検索とコピー。27日はソウル大留学時代にお世話になった先生と面談。27日の夜はドンデムン(東大門)の衣類市場で働く友人と会って酒を酌み交わしていたのだけど。


ドンデムン(東大門)の衣類市場で働く友人。
左がソンジョン=ヌナ(ヌナ:男から見たお姉さんの意),右がムンギョン。

 2002/08/28-29 友人と会って食事など。

 一通り資料の蒐集作業が終わったので,友人とややまったりと過ごす。韓国に行くと何編も映画を観て帰ってくるのだが,その映画館がCOEXにあるメガボックス(Megabox)である。大型映画館なので,日本のそれとほとんど雰囲気は変わらない。


メガボックスのボックスオフィス(チケット売場)の様子。

 2002/08/30 お休み。

 ちょっと疲れが溜まってきたので,一日をお世話になっているお宅で過ごす。今後のスケジュールの整理と,コピーした論文や買った本の整理もしておいた。


プサン劇場。

 2002/08/31 再びテジョンへ,そしてプサンへ。

 プサンではいつもハ先生にお世話になるのだが,その先生がトンア(東亜)大学のパク・ヒョンジュン先生という情報社会学がご専攻の先生を紹介してくださるというので,結局は今年もプサンへ。そしてプサンに直行すると面白くないのでテジョンで一旦下りて,友人と観光。テジョンは科学研究都市なので博物館がいっぱいある。博物館好きの僕としてはなかなかナイスな都市なのである。


友人のキム・プジェさんと一緒に。


韓国の科学技術を支えるKAIST。
工学系の研究所・大学院として韓国ではずば抜けてトップレベルである。

 テジョンに10時間少々滞在して,セマウル号でプサンへ向かう。

 2003/09/01-03 プサンで先生と面談。

 プサンでは比較的余裕のあるスケジューリングをしてあったので,市内を歩いたり,地下鉄に乗ったりしてのんびり過ごすこともできた。面談してくださった東亜大学のパク・ヒョンジュン先生も非常に親切な方で,いろいろと指導していただいた(後日談:バク先生は2004年の総選挙で国会議員になられ,今はトンア大学にはいらっしゃいません。ホームページはこちら)。そして最終日にハ先生が勤務していらっしゃるプギョン(釜慶)大学に最終日にうがかい,一緒に食事をしてソウルへセマウル号で戻る。

 2003/09/04 資料蒐集+国楽管弦楽団の演奏会。

 そんなに集めてどうすると言われそうだが,午前中はソウル大の図書館で学位論文をダウンロード。ソウル大では修士以上の学位論文が全て.pdfファイル化されていて非常に便利なのである。国会図書館でも修士以上の学位論文などは全て.pdfファイルになっていて,ダウンロードしたり印刷できるので非常に便利である。午後はキョボムンゴ(教保文庫)で友人に頼まれた本を購入し,夜は国楽管弦楽団の演奏会を聴きに行く。東大で同じ学科で学んだ韓国人留学生のお父さんが,KBS国楽管弦楽団の指揮者なのである。時間が合えば必ず演奏会に呼んでくださるので,韓国の伝統音楽や楽器についての知識も自ずから身に付いてきた。

 2003/09/05 先生と面談。

 くどいようだが午前中はCOEXで映画を鑑賞。午後はソウル大学のソ・イジョン先生に教えていただいた,トクソン(徳成)女大のキム・ジョンギル先生に面談をしていただいた。かなり関心分野が近いので,今後ともお世話になることになりそうである。ただ,勤務されている大学が女子大なので,雰囲気的にキャンパスに入りにくい。その上,男子トイレがほとんどない。意外な盲点であった(笑)。

 2003/09/06 独立記念館へ。

 ソウルから少し離れたチョナン(天安)という場所に,膨大な面積を誇る「独立記念館」がある。全部で7つの展示館からなるのだが,そのうち2つは日帝占領期を扱った展示館で,当時の拷問の様子などがロウ人形で再現されており,かつて日本でもかなりの物議を醸したことがある。しかもひとつひとつの展示館が大きすぎて,一日で7つの展示館を回ることはほぼ不可能なので,今回は前半部分はかるく飛ばして(以前,見たことがあったため)後半部分を重点的に見ることにした。土曜日で休みということで,親友のサンウが一緒に行ってくれた。


駐車場から独立記念館へ続く道。後のモニュメントもバカでかい。


花でテグッキ(太極旗)が作られている。
愛国教育の拠点であることは昔から変わらないようだ。

 展示は面白かったのだが,やはり疲れる。途中,幼稚園児や小学生と遭遇したが,韓国に生まれると,小学校までには遠足で必ずここにくるらしい。

 2003/09/07 くどいかな……。

 もういいよ,という声が聞こえてきそうだが,COEXで映画を鑑賞。日曜日は込むので,朝早くボックスオフィスに行き,チケットを確保しておく。

 昼はヌナに教えてもらった「韓屋村(ハノクマウル)」へ行って,伝統的な韓国の家を見物。市内の中心部にあるのだが,そこだけは50年前から時間が流れていないんじゃないかと思われるほど。市内に散らばっていた伝統家屋を移転させたらしい。中では本物のおばあちゃんがチプシン(わらじ)を作っていたり,砧打ちをしていたりと,なかなかよい雰囲気であった(雨が降っていたのが残念だったけど)。


こんな感じの家が密集しています。


その韓屋村の横にある,ソウル遷都600周年記念に埋められたタイムカプセル。
遷都1000年記念(西暦2394年)に開けられるそうです。

 夜はまた別の友人(昔,ナンデムン〈南大門〉の皮専門店で働いていらっしゃったときに日本人留学生の先輩経由で知り合った)と夕食。

 2003/09/08 帰国。

 と,予定を詰め込みすぎて今年も疲労困憊で帰国……。