プサン(釜山)旅行記

 2004/07/28 強行スケジュール。

 今回の韓国滞在は,研究と資料蒐集のためなので強行スケジュール。休みの日は基本的にありません。ただ,予備日を設定してあるので,もしも予定が増えなければ,一日は自由に過ごせることになります。今回ほど忙しい滞在はないんじゃないかな……と思いながら,日本を発つ足も重かったり。

 キンポ(金浦)空港に到着するやいなやすでに友人(ブルラン君)が空港で待機。頼まれた本を渡すために空港まで出てきてくれました(キンポ空港は市内から近いし,地下鉄でもこられるんです)。そして本を渡した後,荷物を空港に預けて国立国語研究院へ。国立国語研究院はソウル市の郊外にあるので,空港から地下鉄で2駅なんですね。そこで,韓国語のチョ・ヒチョル先生に託されていた本を納本し,予め電子メールで依頼しておいた『新語資料集』を受け取って再びキンポ空港へ。荷物だけを宿所(オ・スンミンさんが快く泊めてくれました)に追いて,ブルラン君と食事。韓国ではベトナムのフォー(お米で作った麺)が流行ってました。

 そして夜は頼まれていたカタログを渡すために教大駅で友人と会って食事。暑かったので冷麺を。オートバイに二人乗りして(もちろんノーヘル)お店まで向かったのですが,途中で出会った警官に止められることはありませんした(笑)。


ソウル市のバス体系が全面改定されたのに伴って,
バス停もこんな風にかわいらしくなっちゃいました。


ソウル市内の夜の模様。

 2004/07/29 今日はインタビュー。

 午前は疲れをとるためにお宅でゆっくり休ませてもらい,午後から韓国で流行しているcyworld(サイワールド)を運営しているSKテレコムへ取材に。やはり社外秘の資料が多かったが,今後のためにも「コネ」を作っておくことが重要だと考えて,相手を不快にさせるような質問は避け,やや控え目にインタビューを済ます。やはり現場の話は面白い。

 その後,ソウル大に向かって日本人の友人と会い,その後で研究に協力してくれている友人(留学時代に知り合った)とも会って話をする。学部の休憩室でソーダを飲みながら話をしていたのだが,名前は思い出せないけど,よく見た顔がいっぱいだった。これからも連絡を取り続けたいんだけどな……こういう時に役立つのが,昼過ぎにインタビューに行ったcyworldだったりする。

 夜はいつものように,サンウとホンユンと一緒にサムギョプサル(豚ばら肉の焼き肉)を食べる。韓国にいくたびに食べに行っているお店なので,お店のご主人もすでに僕の顔を覚えてくれていた。こういうのってすごく嬉しい。


これが新しいバス。分かりやすいように色が塗り分けられたのはいいんだけど,
番号が変わって分かりにくい(旧番号も当面は併記するようです)。


停留所一覧もこんなんだしね。
英語表記は地下鉄駅前のみなので,普通の外国人はバスには乗れません。

 2004/07/30 今日は先生からご指導を。

 午前10時にトクソン女子大学に向かう。ソウルの中心から微妙に遠いので,早めの地下鉄で最寄り駅に向かい,そこからバスに乗る。バスの番号体系や路線,料金体系が全面的に変わってしまったので,駅前のバス停の路線図を見ながら大学にたどり着く。キム・ジョンギル先生はいつも優しく論文や書籍を紹介してくれるので,本当にありがたい。一緒に昼食を摂ったあとで別れる。

 夜はちょうど韓国に帰国中だったイム・ウンジョン(大学の学部時代の友人で,今はアメリカで勉強中)のお宅へうかがい,久しぶりの再会で話に花を咲かせた。彼女は日本語がうまいんだけど,家族もいるから終始,韓国語で談笑。留学日記を読むと分かるけど,ソウル大に留学した時,寄宿舎に入る前にお世話になったのがこの家。その時は,一緒に留学した友人を通訳代わりにして会話をしていたのだが……今は笑い話を韓国語でできるようになったことを考えると「がんばったな,自分」と少し褒めたくなる。ほぼ終電で宿所へ戻る。

 2004/07/31 勉強会。

 以前,韓国電子通信研究院の方(東大の社会情報研究所出身)が東大の社会情報研究所で講演をされたことがあったのだけど,その時に付き添いでいらっしゃっていた方と連絡をして会う。ただ,単にその研究員の方とだけ会ったわけではなくて,ソウル市立大学の先生や,韓国通信政策研究員の研究員の方,ヨンセ(延世)大学の学生さん(韓国通信政策研究員の研究員の方の後輩で,新聞放送学科所属とのこと)と一緒に,僕の研究計画書に関して勉強会方式でアドヴァイスをくださった。こんな機会は日本でもなかったので,本当に助かりました。

 2004/08/01 忙しいのにプサンへ。

 ちょっと忙しかったんだけど,やはり夏のプサンの雰囲気も味わっておきたいということで,KTXに乗ってプサンへ日帰りで旅行することにした。ハ・チョングン先生にも久々に会いたかったし。今までのセマウル号だったら片道4時間半,KTXなら2時間強。充分に日帰りが可能な時間になった。


ちょっと高いところからソウル駅の改札を撮影。

 天気が曇っていて海も荒れていたんだけど,先生の車でプサン市内を観光。市内が一望できる山に登ったり,夕食の時は先生が教えている学生さん(東亜大学に在籍していて,マスコミ系に関心があるとのこと)と話をしたりと,充実した一日であった。帰りのKTXの席はお見合い席だったのが少しイヤだったけど(詳しくはここを参照してください)。


これが新しいプサン駅。
以前のプサン駅とは見違えるようです。


KTXの内部はこんな風。


切符もちゃんと英語併記で(日本の切符は英語表記がないよね)。

 やっぱり夏はプサンに限る。本当はチェジュ(済州)へ行きたいんだけどね。それは修論を出した後にでも。

 2004/08/02 今日もインタビュー。

 前回の訪韓時もインタビューしたDaum社へ。この日は昼食も一緒に食べたんだけど,まだ若い研究員の人も一緒にきてくれて「もしソウルの大学院に通うことになったら,インターン研究員としてきてください」とこれまた嬉しいオファーも。博士課程,本当にソウル大学に留学するかも。

 2004/08/03 休養日。

 特に予定を入れていなかったので,COEX Mallで映画を観たり,市内の書店で本を購入したり,自由気ままな一日でした。

 2004/08/04 今日もやっぱりインタビュー。

 cyworld(サイワールド)の別の方から前日に電話がかかってきて,その方と会うことに。最初はインタビューのお願いを郵便で送り,返事がなかったので電子メールを送ったのだけど,その郵便を昨日になって開いてみたらしい。というわけで,急遽,cyworld(サイワールド)を運営するSKテレコムビル(緑なので通称グリーンビル)へと向かう。日本の通信事業や成功可能性に関しても聞かれたけれど,不勉強でしどろもどろでした……韓国のことを研究する前に,日本のことを知らないとダメですね。とほほ。

 インタビューが早く終わったので,バスに乗ってまたホンデイプク(弘大入口)に。そこの製菓店でウンジョンとその友人(男性)とパッピンス(かき氷)を食べながら談笑。その後,ウンジョンの友人と,さらにその同僚(フィンランド人)と一緒にボードゲームカフェへ。地下鉄に乗って夕方に帰宅。

 2004/08/05 広島経由,羽田行き。

 というわけで忙しい一週間は終了。今回はJALのマイレージできたので,切符の予約状況の関係で,インチョンから広島空港へ向かい,そこで国内線に乗り換え,広島空港から羽田空港へ。せっかくなので,広島空港でお好み焼きを食べました,個人的には大阪風よりも広島風が好きなので。


インチョン空港へ向かうバスの中から撮影した63ビル。
地上60階,地下3階で,韓国で最も高いビルです。