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[ワールドカップ]
韓国では日本よりはワールドカップが盛り上がっているようだ。しかし……。
ワールドカップ競技場。
ソウルでは現在,ワールドカップ競技場が麻浦(マポ)區に建設中。ワールドカップ競技場駅がある地下鉄7号線も開通し(まだ一部未開通区間があるが),だんだん準備が整いつつある。しかし,準備に関する基本的な方針が日本とは違っている。日本は,できるだけ既存の施設を使ったり,既存の交通手段を使うという方向で計画を進めている。しかし,韓国の場合,競技場は言うまでもなく,ワールドカップ開催にあわせて新しく地下鉄を建設したり,周辺道路の拡張工事をしたりと,ハードの整備に比較的力を注いでいる。その様子を見ると,現在,韓国が成長期のただ中にあることを実感する。
もちろんニュースによれば,宿泊施設不足を解消するために一般の住宅を民宿として提供してもらったり,各種外国語のボランティアを募集したりと,ソフト面での準備にもぬかりは内容である。ちなみに,ボランティアは韓国語では「自願奉仕者(チャウォンポンサジャ)」という。
正式名称について。
初の共催ということで大会名称の呼び方でもひと悶着あったが,結局は「Korea-Japan」に決定したことはご存じの通り。しかし最近でも,日本側がチケット申込用紙に「日韓共催」と印刷したことが韓国から批判されたりと,名称についてトラブルが生じたりしている。
日韓共催の認識度に疑問が……。
しかし,ここでちょっと頭をもたげてくる疑問がある。韓国の人は本当に「韓日共催」であることを日常的に実感しているのだろうか? 実はサッカー好きでもない僕が,ワールドカップをテーマに選んだのは下のような光景をソウル市内でたびたび目にするからである(2001/03撮影)。
これは地下鉄の駅にある券売機の写真である。見にくいかもしれないので,拡大したものが下である。
なんと,誘致活動をしていたときのロゴが堂々と掲げられているではないですか! さすがにこれには驚いた,そして失笑。この他にも同じような現象が地上にも見られます。写真はまだ手許にはないが,道路わきによくある「変圧器ボックス」にも,サッカーボールと「Seoul 2002」の文字が……。
まぁ,悪意はなく,ペンキを塗り直すのにお金がかかっちゃうだとか,うっかりそのままやってた,とかその程度のことだろう。でも,1年前になってちょっとこれはどうかなぁ……。ひょっとしたら,韓日共催ってことよく知らない人もいるんじゃないかな……なんてことを思ってしまいました。